ガブリエル・アプリンへの楽曲提供決定!
イギリス出身アーティスト、ガブリエル・アプリンへの楽曲提供が決定しました!
タイトルは「Through the ages」
来年1月に公開される映画『黒執事』の主題歌で、映画の世界観を見事に表現した壮大なバラード曲に仕上がっています。
絢香が海外のアーティストに楽曲を提供するのは初となります。
また、主題歌「Through the ages」を収録した『イングリッシュ・レイン』のニュー・エディションが12月4日にワーナーミュージック・ジャパンより発売されます。
■作品情報
タイトル:『イングリッシュ・レイン~ニュー・エディション~』
発売日:2013年12月4日
品番:WPCR-15437(初回限定スペシャル・プライス盤)
価格:1,980円
■映画『黒執事』オフィシャルサイト
■ガブリエル・アプリン オフィシャルサイト
★主題歌決定までの道のり
映画の撮影が終盤に至り、スタッフの間では主題歌をどうするべきか、というある程度の方針が共有されていた。作品のエンドに相応しい壮大なバラードであること、できればそれを色のついていない新しいディーバに歌ってほしい、ということ。プロデューサー陣で国内外を問わず相応しいアーティストの候補出しをしていたところ、本名名義で本作の共同プロデューサーでもある水嶋ヒロから、「ガブリエル・アプリン」が一押しで推薦された。ガブリエルは、上記のオーダーを満たす美しい歌声を持つアーティストであり、日本での人気も上昇しはじめたところだった。水嶋から「天使のような美しい歌声を持つアーティストが、悪魔が主役の映画の主題歌を歌うのは皮肉めいていて面白くありませんか?」との提案に、プロデューサー陣・監督も賛同し、正式にワーナーミュージックを通じて、イギリスに、映画のコンセプトから順に説明し、打診したところ、ガブリエルがちょうど来日するとの事。そこで松橋は、映画の世界観にふさわしい楽曲を用意し、それを歌ってもらえないかをガブリエル陣営に話してみた。ガブリエルはシンガー・ソングライターであることから、その可能性は限りなく低いと考えていたが、希望のある返事をもらうことに。楽曲を聴いてみてから判断したいとのこと。なんとか快諾してもらう為にも、極上の楽曲を提示しなくては… そんな思いから、映画の世界観を理解し、楽曲を書き下ろしてくれる人を急いで探すことに。
そこで、松橋プロデューサーには秘策があった。それは、「絢香」に作詞・作曲してもらうこと。絢香は、松橋がいつか映画の主題歌を書き下ろしてもらいたいと思っていたアーティストであった。実は、別の映画で主題歌をオファーした事もあったが、その時はスケジュールが合わず実現には至らなかった。更には、それを英詞にしてもらうことができるという確信である。ある動画投稿サイトで絢香が自身の楽曲を英語で歌っているのをよく聞いていたからだ。水嶋に相談すると、「この映画のことを企画の立ち上げ段階から知っているし、英詞にするラインもあるので、彼女なら期待に応えてくれると思います」とのこと。こうして、見事なまでに映画の世界観を表現した「Through the ages」という楽曲が誕生した。
ガブリエル陣営からも「世界に通用する楽曲である」と判断され、作詞・作曲:絢香、歌:ガブリエル・アプリンという奇跡的なコラボレーションが実現することになった。
絢香のコメント:ガブリエル・アプリンの歌声を初めて聴いた時、あまりの美しさに心が動かされました。そんな素晴らしい声を持つ彼女に自分の書いた曲を歌って頂けるなんて、本当に嬉しいです。『絶対素晴らしい作品にする』という皆さんの熱い想いを知っていたので、話を頂いた時にはいつも以上に気合が入りました。試写を観ましたが、あまりに素晴らしくて感激しました。この映画に携われたことを光栄に思います。
ガブリエルのコメント:『黒執事』の主題歌を歌うという依頼を受けて、とても興奮しました。私は今まで映画関係の依頼を受けたことがなかったので、外国からその依頼がくるなんて本当に驚きました。私が選ばれた、ということを光栄に思っています。主題歌に私を選んでくれて、どうもありがとう。そして、絢香!こんな素晴らしい曲が書けるなんて、すごいことだと思う。あなたの曲の歌い手に私が選ばれて光栄です。素晴らしいわ。あんな曲が書けるなんて、すごいと思う。
大谷監督のコメント:絢香さんが作詞・作曲した主題歌は、本当に美しいバラードです。『黒執事』という作品の中で描かれる“聖なるもの”と“悪なるもの”、その両方の美しさを感じさせてくれるからだと思います。透き通るような歌声を持つガブリエル・アプリンが、曲のタイトル通り、そんな“時代を超えたもの”を、儚くも強く歌い上げています。映画を見終えた観客の皆さんの心に、深く染み渡っていくと思います。ぜひ劇場でお聴き下さい。
※11/8発表、WARNER MUSIC JAPAN プレスリリースより